設計ミスなどにより当初計画の2011年10月の開港から再三にわたり開港が遅れているベルリンの新空港、ブランデンブルク国際空港は、2020年10月31日に開港します。
新空港は既存のシェーネフェルト空港に隣接しており、新空港が開港するとシェーネフェルト空港のターミナルは、当面ターミナル5として利用されることが発表されました。これにより空港が同敷地内で一体運営されることから、シェーネフェルト空港が使用コードが10月25日より「SXF」から「BER」に変更となり新空港でも『BER』が使用されます。
現在同空港では、ボランティア800名を動員し避難訓練などを実施したほか、最終運用テストを実施し、予定通り10月31日に開港を迎える予定です。なお新型コロナウイスの影響により、利用客が少なく大規模な移行が行われないこともスムーズにスケジュールが進んだ一因とみられています。
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開港当日には、同空港を発着する主要エアラインのルフトハンザドイツ航空とイージージェットが平行着陸を行い、開港を祝うパーフォーマンスが実施される予定となっています。
当初の計画から9年が経過し、同空港を拠点とする計画であったエアベルリンは無くなった上、コロナ禍での開港となり、想定されたよりも静かな開港を迎えることになりそうです。