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カタール航空、エアバスと新造機の受領時期の延期で合意 ボーイングとは交渉継続も再び警告『再び私たちに会うことは無い』

カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、新造機の受領延期についてボーイング、エアバスと交渉していることを明らかにしていましたが、エアバスと受領時期を延期することで合意したことがわかりました。

 

同CEOは、少なくとも2022年までの受領延期を認めるべきと主張し、交渉結果によってはカタール航空を顧客として永遠に失うことになると警告し、対するエアバスは名指しは避けたものの、契約を守らないエアラインに対しては、訴訟も辞さない考えあることを明らかにしていました。そして一時両社は対立するとの見方がありましたが、今回エアバスと合意したことが明らかになっています。

また、ボーイングとは現在も交渉中であることを明らかにし、CAPA航空会議にて同CEOは『この困難な時期に私たちと一緒に責務を負わず、一緒に戦わない人々は、再び私たちに会うことはありません。私たちは皆同じ船に乗っているため、互いに助け合う必要があります』とコメントし、ボーイングに対して再度警告しています。

ボーイングは、新型コロナウイルによる影響以外でも、B737MAX問題などでも苦境にあることから、今後どのような出方をするのか注目されます。

現在までにカタール航空は以下の約160機を発注していますが、新型コロナウイルスによる航空需要の減退により受領延期を望んでいます。

【ボーイング】B787-9×23機、B777-8×10機、B777-9×50機
【エアバス】A321neo×40機、A321LR×10機、A350-1000×29機 参考記事:gulfnews Photo : Qatar Airways

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