ヴァージンアトランティック航空は、既に発表済みの3,550名の人員削減に加え、新たに1,150名を削減する計画であることが明らかになりました。
同社は、主力の大西洋路線の見通しが不透明であることから、需要回復までコストを削減し現金を確保する必要があるとし、会社の生き残りのために今回の人員削減はやむを得ないものとしています。
この人員削減により、今年はじめに約10,000人在籍していた従業員は半減することになり、事業規模が大幅に縮小することになります。またShai Weiss CEOは、需要が回復した際には多くの従業員が復帰してくれることを期待しているとコメントしています。
同社はすでに3,550人を削減し、ロンドンのガトウィック空港から一時撤退したほか、保有機材を11機を退役させる計画などによりコスト削減に励んでおり、需要回復は2023年までウイルス以前のレベルまで回復しないとの予測をしています。Photo : Virgin Atlantic
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