航空機リース会社のBOCアビエーションがエアアジアXに対し、未払いのリース料2,300万ドル(約25億円)を支払うよう、英高等法院に訴えたことがわかりました。
エアアジアXはBOCアビエーションより4機をリースしていますが、これらの機材の契約において契約違反あったと後者は主張しています。この件についてエアアジアXは、近く何らかの声明を出す予定としています。
先日が発表されたエアアジアXの第2四半期の輸送実績では、旅客数が 2,291人となり、貨物便とチャーター便を運航しただけで実質全便運航停止状態となり、機材もほぼ稼働していない状況が明らかになりました。同社はリース会社等に支払いの延期などを交渉するとしていましたが、交渉は決裂したものとみられています。
同社をはじめとしたエアアジアグループは、財務状況に悪化により資金調達を検討しており、今後どのように経営の立て直しを図るのか注目されます。参考記事 : FMT News Photo : Airasia