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ニュージーランド航空、国際線の需要回復遅れによりB777の使用停止期間を2021年9月まで延期

ニュージーランド航空は、国際線の需要回復遅れによりB777の使用停止期間を2021年9月まで延期する計画であることを明らかにしました。

同社のCarrie Hurihanganui COOは、当初の想定よりも国際線の回復が遅れているとし、計画されていたB777の運航停止期間を2021年4月までから2021年9月までに延期するとしています。

今回の延期により、保有する7機のB777-300のうち3機は短期的に必要になった際のスタンバイとしてオークランドで保管され、残りの4機はカリフォルニア州のヴィクターヴィルで保管されます。そしてB777-200は、全機となる8機が長期保管に入り、ニューメキシコ州ロズウェルとカリフォルニア州ヴィクターヴィルに移送され、今月下旬にもフェリーが開始される予定です。

また、昨年8機発注したB787-10型機も受領時期を延期を延期するものとみられており、国際線用機材において調整が進められています。Photo : Air Newzealand

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