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エアインディア、民営化が困難な場合は解散も視野

インドのHardeep Singh Puri 民間航空大臣は、エアインディアが民営化に失敗した際は、多額の負債を理由に解散せざるを得ないとの見解を示しました。

同大臣は可能な限り政府はエアインディアを存続させる意向としながらも、負債額が多額であることを理由に解散の判断もあり得るとしています。

現代エアインディアは、株式取得への関心を示すEoI(Expression of Interest)意向表明書を募っていますが、新型コロナウイルスの影響を受け、募集期間を4回延期し現在は2020年10月30日までが期限となっています。

入札にあたっては、負債額の32億6,000万ドル(3550億円)を負担することや、外資企業は最大49%までの出資とし、運営はインド企業が行うことが決まっており、この条件で同社を取得する企業が現れるかは、新型コロナウイルスの影響もあり見通せない状況となっています。参考記事:mint Photo : Air India

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