成田空港(NAA)は、2020年8月の空港運用状況を発表し、集計6項目で8月として過去最低を記録した一方、国際線貨物便発着回数は、8月として過去最高を記録したことを発表しました。
【8月の航空機発着回数】前年同月比39%の9,415回
国際線旅客便:前年同月比15%の2,443回※8月として過去最低
国内線旅客便:前年同月比62%の3,317回
国際貨物便:前年同月比159%の3,059回※8月として過去最高
【8月の航空旅客数】前年同月比9%の380,284人※8月として過去最低
国際線旅客数:前年同月比3%の112,959人※8月として過去最低◆外国人旅客数(前年同月比3%の38,139人)※8月として過去最低◆日本人旅客数(前年同月比2%の30,092人)※8月として過去最低
国内線旅客数:前年同月比34%の267,325人
国際線通過客:前年同月比14%の44,728人 ※8月として過去最低
貨物便は引き続き好調を保っており、国内線も徐々に改善していることが見受けられます。国際線に関しては、シンガポールと合意したように、今後他国ともビジネストラックが開始されることが予想され、乗客数が改善していくことが期待されます。しかしながら一般観光客の往来の見通しはたっていないのが現状となっており、何らかの対策を行わない限り以前のような旅行ができることは無さそうです。