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新型コロナの影響で職を失った客室乗務員がコカインの売人に転向【イギリス】

イギリスで新型コロナウイルスの影響で客室乗務員職を解雇された女性が、違法薬物の売人に転向し逮捕され、実刑判決を受けたことがわかりました。

28ヵ月の実刑判決を受けたAlexandra Dobre(27)は、ロンドン・ルートン空港を拠点とするエアラインの客室乗務員であったことが明らかにされており、解雇され困窮した後に出会い系アプリで知り合った男性と交際を始め、その後家賃の援助と引き換えにコカインの売人になるよう持ち掛けられました。

そして売人として活動をはじめましたが、8月に職務質問を受けた際にコカインを所持していたことから逮捕され、家宅捜索を受け19.4グラムのコカインが押収されました。

女性の弁護人は、「被告人は今年の春に仕事を失い、その結果として住む場所を失いました。そして次に何をすればいいのか途方に暮れていた。」とし困窮した上での犯行とし、情状酌量を求めました。

現在航空業界では、世界的に大規模な人員削減が進んでおり、今後もその数は増えることが予想されています。参考記事:birminghammail Photo : LLA

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