マレーシアのエアアジアは、今年6月に約250人規模の人員削減を行いましたが、近く更なる人員削減を検討していると複数の現地紙が報じました。
対象となるのは客室乗務員・パイロット・整備士となり、合計で300名を超える規模と推測されています。またこの人員削減はエアアジアXも対象となる見込みです。
エアアジアのRiad Asmat CEOは、「非常に厳しい状況に直面しており、このままでは事業を維持できないことから、人員削減を行う」 と発言したとされており、エアアジアXのBenyamin Ismail CEOも「私たちがいつ飛ぶかわからない。私たちは人員削減が最善と考える」と発言したとされています。
同グループは、ASEAN諸国に対して早期の入国制限緩和を訴えていますが実現しておらず、現在も主力の国際線事業が再開できておらず、余剰人員・余剰機材を抱えている状態となっています。参考記事:The edge Market Photo : Airbus