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大韓航空、A380の運用を再開 現在同機を定期便に投入する3社目のエアラインに

大韓航空は、定期便の運用から外していたA380型機をソウル/仁川~広州線への投入を開始しました。

現在のところソウル/仁川~広州線の週1便(水曜日)のみの運航を予定しており、同機を定期便に投入する3社目のエアラインとなります。同路線には中国南方航空がA380型機を投入しており、現状では最も多くのエアラインが同機を投入する路線となります。

大韓航空は、計10機のA380を保有していますが、運用が再開されたのは1機のみとなり残りの9機は現在も地上保管された状態となります。

新型コロナウイルの影響により世界中のエアラインが、採算性の悪さからA380の運用を停止し、現在までに定期便で運用しているのは、エミレーツ航空、中国南方航空、大韓航空に限られています。また運用を停止した多くのオペレーターが再運用するかに関して明言しておらず、既にエールフランス航空が即時退役を決めたほか、ルフトハンザドイツ航空がほぼ復帰させない見込みとなっています。Photo : Airbus

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