FSC 航空ニュース

エミレーツ航空、10月15日から機内バーラウンジやシャワールームの提供を再開

エミレーツ航空は、2020年10月15日より上級クラス向けの機内バーラウンジやシャワールームの提供を再開させることがわかりました。

同社はこれまで新型コロナウイルスの影響により機内サービスの多くを制限していましたが、エミレーツ航空を象徴するような、バーラウンジ・シャワーなどの機内サービスが再開させます。そのほかにもターンダウンサービス(ベッドメイク)なども再開され、従来のサービスに近い形となります。


Photo : Emirates

現在も多くのエアラインが機内サービスに制限をかけた状態となっていますが、ANAもコーヒーの提供を再開させるなど徐々に新型コロナウイルスの影響以前のサービスに戻す動きもあります。

航空機の空調システムには、微生物やウイルスなどを99.9%以上をスクリーニングできる医療機関などで使用される高性能空気フィルターHEPAフィルターが装備されています。また最新鋭機では2~3分ごとに空気が完全に入れ替わり清浄され、約半数が外部から取り入れられる空気であることから、今後行き過ぎた制限が解除されていくことが期待されます。

エミレーツ航空、ボーイングに対しB787のデリバリーを優先するよう要望

エミレーツ航空CEO、今後10年にわたりA380を運用する意向 ❝A380の機内体験に勝る機種は無い❞

エミレーツ航空、2021年夏までに全路線の運航再開を視野