カンタス航空は、保有するパシフィック航空(旧ジェットスターパシフィック航空)の株式をベトナム航空に無償譲渡することがわかりました。
既に同社はベトナム航空との合弁事業から撤退する方針を示し、ジェットスターパシフィック航空はパシフィック航空にリブランドされ、現在手続きが進行中ですが10月末にも完了させる予定となっています。
パシフィック航空の出資構成は、カンタス航空グループは約30%、ベトナム航空が約70%となっていますが、カンタス側は全てを譲渡し、完全にベトナム航空が運営を行うことになります。
現在カンタス航空グループは、新型コロナウイルスの影響により一時的に小さいエアラインになるためにより効率性を高めるとしており、ジェットスターとの本社統合や、地上業務の外部委託、整備施設や訓練施設をより安価な地域へ移転させることなどを検討しており、コスト削減を図っています。参考記事:vnexplorer Photo : Pacific Airlines