フィンエアーは、ビジネスクラスの食事をスーパーマーケットで販売する『Taste of Finnair』の取り組みを開始したことを発表しました。
この取り組みは、新型コロナウイルスの影響により旅行が制限されていることから、自宅でフィンエアーを体験する機会を提供したいとの思いから開始されるものとなります。
Photo : Finnair
現在フィンランドではテレワークへの移行によりテイクアウト需要が急増していることから、同社のトップシェフが監修し、上空では味を薄く感じることから濃い味付けとなっているものを地上食用に味を整え、地元スーパーマーケットで販売し、今後販売店を拡大する計画です。
また同社ではケータリングスタッフをはじめ、多くの人員が解雇されたことから、今後この事業が雇用創出や雇用維持に繋がることが期待されています。
現在多くのエアラインが航空収入以外の収入を増加させる方針を示しており、今後同様の取り組みを行うエアラインが出てくることも予想されます。