2020年10月18日、アメリカの1日の航空便利用者数が、7ヵ月ぶりに100万人を超えたことがわかり、緩やかに需要が回復していることがわかりました。
4月に最低を記録した日には、1日あたり10万人未満まで落ち込んだ日もありましたが、現状ではようやく100万人まで回復し前年同日比では260万人であったことから約40%程の数字となります。また10月12日~18日の1週間は最も利用者数が多かった週となっていることから、継続して利用者数が回復しているものと推測されます。
現在多くのアメリカ国内のエアラインが経営危機に直面し、人員削減などを検討していますが、現状の数字ではまだまだ機材も人員も余剰状態であることから厳しい環境下にあることは間違いありませんが、僅かながら回復の兆しを見せたのは、業界にとって喜ばしいニュースとなります。Photo : DFW