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マレーシア空港HDが、エアアジアXに対し未払いの着陸料や使用料など合計20億円を求め提訴

マレーシア空港ホールディングスはエアアジアXに対し、クアラルンプール国際空港での未払いの着陸料や空港使用料の支払いを求めマレーシア高等裁判所に提訴したことが明らかになりました。

今回提訴したのは、同HD傘下のMalaysia Airports (Sepang) Sdn Bhd (MASSB)で、エアアジアXに対し、立て替えている乗客の空港使用料、ボーディングブリッジ使用料、駐機料、チェックインカウンター使用料、着陸料、遅延料を含めた合計20億円(7,816万リンギット)の支払いを求めています。

既に航空機リース会社のBOCアビエーションもエアアジアXに対し、未払いのリース料2,300万ドル(約25億円)を支払うよう、英高等法院に訴えたことがわかっており、エアアジアXは窮地に追い込まれています。

先日にはエアアジアXの副会長が、『我々はお金を使い果たした』とコメントし、現時点では総負債額は20億リンギット(約508億円)となり運航再開には5億リンギット(約127億円)が必要になる事を明らかにし、経営再建計画の一環として債権者に債権放棄を求めるなどしていますが、今回このような訴訟に至っています。参考記事:malaymail

エアアジアX副会長『我々はお金を使い果たした』再開には127億円が必要に

航空機リース会社がエアアジアXに対して未払い金を支払うよう英高等法院に訴え

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