新型コロナウイルスにより経営難となっているエアアジアグループは、サバ開発銀行から3億リンギット(75億5,000万円)の融資を受けることが明らかになりました。
エアアジアによると、この融資は航空会社と銀行が合意した特定の開発プロジェクトに資金を供給するためのもので、その中にはサバ州のデジタル食品サプライチェーンなどの施設を運営するための1億7000万リンギットが含まれているとしています。
この融資目的は、サバ州のサプライチェーンと接続性を高めることで物流を強化し、その過程で10万人以上の新規雇用を創出する事となります。
同グループは年末までに総額25億リンギットの融資を受けることを目指すとしていますが、現状目標までは程遠い融資額となります。なおエアアジアXの副会長は、運航再開には5億リンギット(約127億円)が必要であるとしています。
参考記事:Reuters Photo : Airbus