JALグループは、ポストコロナにおける事業計画の見直しで、コロナ禍による一時的な需要縮小に対応して機動的に機材計画を修正し、経年機の退役を促進することを発表しました。
この計画においては、2020年度末までに国際線のB777-200ERを全11機退役させ、一部国内線に転用します。また2022年度末までに国内線のB777全13機の退役を完了させ、2022年度前半にはリース導入している5機のB737-800型機をリースバックするとし、機材費・整備費を抑制し、CO2削減に貢献するとしています。
Photo : JAL
同社は、ポストコロナにおける航空需要の伸びの一時的な減退や、業務および観光需要の動向が大きく変化する可能性に備え、需要動向に合わせた国際線の事業規模の見直し、フルサービスキャリア分野とLCC分野のポートフォリオの見直しなど、抜本的な事業構造の見直しを進めてまいります。とコメントを発表しています。
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