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ノックエア、破産裁判所より会社更生申請が受理された事を発表

タイの大手LCCのノックエアは、破産法に基づく会社更生手続き開始したことを7月末に発表しましたが、会社更生申請が破産裁判所に2020年11月4日付けで受理されたことを発表しました。

これによりノックエアは、3ヵ月以内に事業再生計画を策定し管財人に提出することになり、事業を継続した上で会社の再生を目指すことが決まりました。

同社の経営破綻は、新型コロナウイルの影響により業績悪化に拍車をかけたもので、6月には同社が出資する長距離LCCのノックスクートの清算が決まっています。一連のウイルス問題での同国エアラインの事実上の経営破綻は、タイ国際航空、ノックスクート、ノックエアの3社となっています。なおタイ国際航空は、ノックエアに対し13%の出資を行っています。

同じく経営破綻となって先行して会社再生が決まったタイ国際航空は、最長7年をかけての再建を目指す計画としており、ノックエアも同様に長丁場での再建が求められると推測されます。

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