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エティハド航空のA380がリサイクル施設が併設されるフランスのタルブ空港にフェリー 退役との憶測も

エティハド航空が保有するA380が、アブダビからフランスのタルブ空港にフェリーされたことがわかりました。

フェリーされたのはA6-APAとなり、エティハド航空が最初に受領したA380となります。フランスのタルブ空港は、航空機リサイクル施設が併設されており、退役した機材や長期保管のためにこれまでに多くの機材がフェリーされている空港となります。最近ではエミレーツ航空の退役したA380もこの施設にフェリーされています。

これまでにエティハド航空は、今回のA380の動きに関して公式な発表は行っておらず、今後この機材に続き他の機材もフェリーされるのかや、このまま退役になるのかなど、今度の動向に注目が集まります。

現在エティハド航空は、全てのスケジュールからA380を外しているほか、先日にはTony Douglas CEOがA380型機の運航再開について、まだ決断に至っていないとし、運航再開に関して明言を避けたうえで、A380は余分な2つのエンジンがハンディキャップとなるとコメントしています。

今週にはハイフライ航空もA380の退役を決め、続々と同機のオペレーターが減少しており、新型コロナウイルスの影響を受け不採算機材とみなされた同機は、退役に歯止めがかからない状況となっています。Photo : Airbus

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