香港政府とシンガポール政府は、既に合意済の二国間のトラベルバブルを2020年11月22日より開始することを発表しました。
このトラベルバブルは、現在各国の水際対策として行われている入国後の隔離措置を免除するもので従来の往来の形に近い運用となり、航空需要が回復することが期待されています。
運用にあたっては、1日1往復を予定し、搭乗者数は最大200名に制限します。そして12月7日からは2往復へと増便する予定としており、キャセイパシフィック航空とシンガポール航空がトラベルバブル便として運航を行います。なお対象便はSQ890/891、CX759/734となり出発72時間前の検査も必要となります。
運用開始後に追跡不能な発症例が1週間の平均で1日5件以上となった際は、運用を停止するとしており、今後アジア各都市間のトラベルバブルのモデルケースとなる可能性があり、今後の運用でどのような結果をもたらすのか注目となります。Photo : Changi Airport