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米運輸省、バンブーエアウェイズにアメリカまでの運航認可を付与

米運輸省(DOT)は、ベトナムのバンブーエアウェイズに対し、アメリカまでの運航認可を付与したことが明らかになりました。

初期段階ではハノイ・ホーチミンからロサンゼルス・サンフランシスコへの直行便を開設する計画となっており、機材はB787-9型機を使用します。これまでのところ2021年末以降の開設が予定されており、今後FAAをはじめとする関係機関のライセンス取得を目指すことになります。

昨年には、ベトナム航空当局がアメリカ連邦航空局(FAA)から国連のICAO(国際民間航空機関)の安全基準を満たす『カテゴリー1』に認定されたことから、ベトナム航空が同国初のアメリカへの乗り入れが認可されたエアラインとなりましたが、路線開設には至っていないのが現状となります。

現在ベトナム~アメリカ間の直行便は存在しないことから、乗り継ぎで約20時間を要していますが、今後直行便が実現すると最短14時間で両国が結ばれることになり利便性が向上します。ベトナム航空は、初期段階での黒字化は難しいとの認識を示していることから、今後どちらのエアラインが最初に直行便を開設するのか注目されます。Photo : Bamboo Airways

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