FSC 中部国際空港(セントレア) 航空ニュース

JAL/JTAの名古屋~沖縄線が本日11月16日で就航30周年 セントレアでセレモニーを開催 記念便はほぼ満席で出発

JAL/JTAは、名古屋~沖縄線が本日2020年11月16日に就航30周年を迎えるにあたり、中部国際空港で記念イベントを開催しました。

この路線は中部国際空港が開港する以前にJALが小牧空港からB767(スーパーシート16席/エコノミー254席)を使用し開設した路線となり、2005年2月17日の小牧空港から中部国際空港への発着空港変更、2011年3月にJTAへの路線移管を経て本日11月16日で30周年を迎え、現在はB737-800型機(クラスJ20席/エコノミー145席)で1日4往復する路線にまで成長しています。

セレモニーでは、就航時の制服(7代目)着用したCAが沖縄・島言葉で開会あいさつを行い、ミス沖縄の山里ひかるさんも駆けつけ沖縄の観光PRを行いました。その後景品が当たる抽選会が実施され、終始和やかな雰囲気で式は進行し、搭乗者全員には、JTAと名古屋がコラボしたポーチと搭乗証明書が配られました。


日本航空の五百旗頭(いほきべ)中部地区支配人は、航空機の機内の空気は3分で全て入れ替わることから安全性が保たれているとし、乗客が触れる場所など、様々な面で今後も感染症対策を徹底して利用客が安心して利用できる環境を整えていく旨の意向を示しました。また新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、現状那覇便への影響はないものの、新千歳線には影響が出始めていることを明らかにしましたが、現時点では国内線は回復傾向にあるとしています。

また日本トランスオーシャン航空の糸数執行役員は、現在利用客の比重が中部地区在住が多いものの、今後は沖縄地区の利用者も増やし、相互交流を促進させたいとコメントしています。


五百旗頭中部地区支配人(左)・糸数執行役員(右)

記念便にはJTAを象徴する機体にジンベエザメを描いた特別塗装機の『さくらジンベエ』が投入され、乗客156名(幼児5名)が搭乗し、ほぼ満席で定刻通り8:46に出発しました。


なおこの便においては、搭乗率は9割を超えており、搭乗風景も新型コロナウイス以前を思わせる光景に近いものとなり、今後も国内線を中心に需要が回復していくとが期待されます。

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