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エミレーツ航空、今月と来月にA380の新造機を1機ずつ受領へ 同社CEOはアフターコロナで同機に希少価値が出ると予測

エミレーツ航空は、発注しているA380を11月と12月にそれぞれ1機ずつ受領する予定であることをTim Clark CEOが明らかにしました。

 

エアバスは、先日ANAに受注分全てのA380を納入したことから、残るはエミレーツ航空へ受注残の8機のA380の納入を残すのみとなっていますが、今回その内の2機が年内に納入されることになり、11月と12月のデリバリーが予定されています。しかしながら同社が保有する多くのA380を地上保管している状況を考えると、更に負担が増すことなり財務状況を圧迫する一因となることが予想されます。

なお一時エアバスと同社が同機の受領延期について交渉中との情報もありましたが、他社のケース同様、エアバスは契約順守とする方針であることから、ほぼ契約通りの受領をエアバスに求められたものとみられます。

また同社のTim Clark CEOは、『A380は今でも絶大な人気を誇っています。しかし現状ではそれらの数が減っていることから、我々が全て同機を再び運航させる際は、間違いなく上手くいくだろう』とコメントし、アフターコロナでは同機の希少価値が増すとの見解を明らかにしています。そのほか、今後A380ほどインパクトのある機種は今後みることはないだろうとし、エミレーツ航空にとってA380の存在は最高のものであると語っています。

現状では多くのエアラインがA380の退役を決定したり検討している状況ですが、同社は今後10年にわたり同機の運用を行う意向を示しています。なお最後のA380の新規発注エアラインとなったANAは、コロナ前の契約締結となりますが、サフラン社と10年間のA380のメンテナンス契約を締結していることから、最低でもこの期間の運用は視野に入れているものと考えられます。参考記事:Aviationbusiness Photo : Airbus

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