EASA(欧州航空安全局)は、運航停止が続くB737MAXの運航再開を2021年1月にも認める方針であるとReutersが報じました。
これはEASAのPatrick Ky 事務局長がインタビューで明らかにしたもので、問題のあったソフトウェアなどが改修された結果、十分に安全性が確保されており運航に戻ることができるとし、来年1月にも運航が再承認となる見通しを述べました。また完全に独立した分析を実行するため、独自のチェックと飛行試験を実施したとしており、アメリカのFAAとは別の審査において基準を満たしていることを示しています。
既にアメリカ連邦航空局(FAA)は、2020年11月18日に運航停止措置を解除し、来月にはアメリカン航空が商用便に投入する予定となっています。
今後FAAとは別の機関が承認することで、各国当局の飛行禁止措置も解除となることが予想されており、長らく続いたB737MAXの運航停止措置は来年には全面的に解除されることが予想されます。Photo : Boeing