2020年12月4日、JL904便(沖縄那覇発 東京羽田行き)が離陸後、エンジン不具合により沖縄那覇空港に引き返すこととなった事象について、国土交通省は重大インシデントに認定しました。
当該機は、B777-200型機『JA8978』となり、 午前11時45分に那覇空港を離陸し上昇中に左エンジンに不具合が発生し、左エンジンを停止させ、右エンジンのみで飛行し那覇空港に引き返しました。
乗客が目撃した情報などによれば、爆発音がしてエンジンから火が出るのを見たとしており、那覇空港に着陸後にはエンジンカバーが外れファンブレードも損傷していることが確認されています。
このトラブルを受け、国土交通省は重大インシデントに認定し、運輸安全委員会の調査官を派遣し、トラブルの原因を調査する予定となっています。なお当該機には乗員乗客189名が搭乗していましたが、怪我人は発生しておりません。