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ブラジルのゴル航空、本日12月9日よりB737MAXの運航を再開 再承認後初の商用運航

ブラジルのLCCのゴル航空は、本日2020年12月9日より、長らく運航停止が続き、先日運航再開が承認されたB737MAXの運航を再開することを発表しました。(初便の投入路線はサンパウロ発であることのみ発表)

B737MAXを巡っては、ライオンエアとエチオピア航空が機体の欠陥により墜落事故を起こし、2019年3月より運航停止状態が続いていましたが、問題が指摘されたソフトウェアの改修などを経て、先日アメリカのFAAに続きブラジルの航空当局も運航再開を承認していました。

再承認後の定期便への投入はゴル航空が初となり、今後は月末からアメリカン航空が定期路線に段階的に投入する計画であることを明らかにしています。現在ゴル航空は、同型機を7機保有していますが、年末までには全機再開させる計画としており、同社は本格的に同型機の運航を再開させることになります。

ゴル航空のPaulo Kakinoff CEOは、「B737MAXは、航空史上最も燃費性能が優れる航空機の1つであり、完全な再認証プロセスを経た唯一の航空機であり、最高レベルの安全性と信頼性を保証します。そしてボーイングへの信頼を改めて表明します。」とコメント発表しています。Photo : GOL Airlines

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