JALは、利用客が旅行期間中に新型コロナウイルスに感染した際に、医療費を負担する無料保険サービスを期間限定で日系エアラインとして初めて開始することを発表しました。
国際線利用者の新型コロナウイルス感染症に対する不安を軽減し、コロナ禍における渡航をサポートすることを目的として、新サービス「JALコロナカバー」の運用を開始します。このサービスは、アリアンツトラベルと提携し、旅行中に新型コロナウイルス感染症が陽性判定された場合にかかる医療費・検査費・隔離費用を補償します。また、24時間対応の相談窓口を設置し、世界のどの場所からでも、いつでも相談可能な体制を整えています。
保証内容は、医療搬送代金として最大1,500ユーロ(約19万円)、海外での医療費として最大15万ユーロ(約1,900万円)、隔離時の宿泊費用として1日最大100ユーロ(約12,500円)を最大2週間、死亡時の遺体手配として最大1,500ユーロとなります。
対象となるのは、JAL国際線の全ての利用者となり、対象搭乗期間は、2020年12月23日~2021年6月30日搭乗分となります。また補償される期間は、第1区間(JAL国際線)搭乗日から31日間となります。
なおこれまでに他社においては、エミレーツ航空・エティハド航空・フィンエアー・ヴァージンアトランティック航空・キャセイパシフィック航空が同様の保険を提供している。
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