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ユナイテッド航空、2021年2月11日よりB737MAXの運用を再開へ

ユナイテッド航空は、2021年2月11日よりB737MAXの運用を開始することがわかりました。

B737MAXは、2度の墜落事故の影響により世界的に運航停止措置がとられていましたが、ボーイングによるシステムの改修などを経て、11月18日にアメリカ連邦航空局(FAA)が運航再開を承認しています。

これを受け、各国の航空当局も認可を進めており、既にブラジルのゴル航空は同機の運航を再開させているほか、12月21日にはアエロメヒコ航空、12月29日にはアメリカン航空が運航の再開を予定しています。

ユナイテッド航空は、既に同機のデリバリーの受け入れも再開しており、現在の計画では、2021年2月11日よりデンバーとヒューストンを発着する路線で同機を投入する計画となります。
なお、同機に不安を覚える乗客がいることを想定して、投入路線にはB737MAXのみを投入することは避け、振り替えが行えるよう複数の機種で運航する対策がとられる予定となっています。

長らく運航停止が続いたB737MAXですが、1月にはEASA(欧州航空安全局)やカナダ当局も承認する見通しとなっており、来年前半には世界的に運航再開が認められる見通しとなっています。参考記事:The Business Times Photo : United Airlines

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