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アリタリア航空、経営再建で人員と機材を半減し長距離線は東京を含む5路線に減少か 成田線に影響も

アリタリア航空は、経営再建の一環として人員と保有機材を半減させる計画を検討していることがわかりました。

アリタリア航空は、2021年4月にも国営の新会社ITA(Italy Air Transport/Italia Trasporti Aereo spa)として運航を切り替える予定となっており、現在経営再建計画を策定していますが、この計画において人員・機材ともに半減させることを検討している模様です。

新会社では、保有機材を短距離および中距離用にE190×5機、(A319/A320)×40機、長距離用にB777-200ER×5機、B777-300ER×1機とする計画が検討されており、これに伴い大陸間の路線は、東京・ニューヨーク・ロサンゼルス・サンパウロ・ブエノスアイレス線に減少するものとなります。なお一時的に会社規模を縮小するものの、機材更新を行いながら、2026年までには従業員を倍増させ、保有機数は104機まで増やす予定とみられます。

仮にこの計画が実行された場合、2021年3月1日から就航を予定している東京/羽田~ローマ線以外の東京/成田~ローマ・ミラノ線に影響が及ぶことも予想されます。参考記事:Lagenziadiviaggi Photo : Alitlia

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