ピーチアビエーションは、国内線を対象に定額で乗り放題となるサービスを検討していることがわかりました。
現在のところ最安値で月額2万円程度を想定しているとされており、新型コロナウイルスの感染状況にも左右されますが、2021年1月から販売を開始し、実際に利用できるのは2月となる模様です。
同様のサービスは、新型コロナウイルの感染拡大以降に、エアアジアグループ、中国東方航空、春秋航空、エアカナダなどが航空需要喚起を目的として行っており、日本では初めての取り組みとなります。
中国では中国東方航空を皮切りに約10社が追従し、乗り放題チケットが乱立する事態となりましたが、結果として国内線需要は現在8割近くまで回復しており一定の効果が望める可能性があります。ただ日本のケースを考えると、資本関係により他社も追従する可能性は低いと考えられ、今後は複数路線が重複し同じ成田空港を拠点とするジェットスタージャパンが同様のサービスを検討するかが注目となります。Photo : Peach Aviation