海外LCC情報 航空ニュース

エアアジアグループ、エアアジアインディアの出資比率を13%まで引き下げへ

エアアジアグループは、インド法人となるエアアジアインディアの出資比率を13%まで引き下げる方針であることがわかりました。

エアアジアグループは、日本事業とインド事業が現金を浪費し財務状況を悪化させていることから、両社への出資の見直しが優先事項とし、既に日本事業からの撤退を決定し、今後インド事業においても撤退するとの見方がされていましたが、現状では出資を維持するものの、これまでの49%から13%まで大幅に引き下げる模様です。

引き下げ分は、インド側のパートナーであるタタグループが買い取ることになり、これによりタタグループの出資比率は87%まで上昇します。なおタタグループは、ビスタラにも出資しているほか、エアインディアの買収も検討していると報道されており、今後インドの航空業界の再編に繋がる可能性も指摘されています。

新型コロナウイルスの影響により、大きな打撃を受けたエアアジアグループですが、当面はASEAN地域での需要回復に注力する方針を示しており、これまでの進めていたグループ拡大戦略は、一旦立ち止まることになります。
参考記事:The times of india Photo : Airasia

エアアジアXの債務再編計画で、エアバスは約5,200億円の契約が解消になる可能性 A330neoの生産率にも影響か

エアアジアCEO、『アジア諸国では入国条件にワクチン接種を義務付ける可能性がある』との見解を示す

イギリスの裁判所がエアアジアXに対して未払いのリース料を支払うよう命令