ジェットスタージャパンは、東京/成田~庄内線から事実上の撤退になると、山形新聞が報じました。
既に冬ダイヤの運休を決定している同社ですが、2021年夏ダイヤにおいても運航の見通しがたっておらず、事実上の撤退となる見込みです。
庄内はジェットスタージャパンの国内16都市目の就航地で、成田空港から運航する初の東北地方へのLCC路線として2019年8月に就航しましたが、路線開設後からも予約状況が低調で推移していることが伝えられている中で、新型コロナウイルの影響が重なり、収支状況が非常に厳しい状況になったと推測されます。
山形県は同路線を誘致するにあたり助成金を出したほか、成田空港も新路線の着陸料減額対象路線として優遇し路線開設に至りましたが、開設から1年を持たずとして事実上の撤退となる見込みで、庄内空港と首都圏を結ぶ航空路線は再びANAの羽田~庄内便のみとなります。