ANAホールディングス、中日本航空株式会社、名古屋鉄道株式会社は、三重県との受託契約に基づき、「空飛ぶクルマ」が実用化された際のルートを想定したヘリコプターによる実証実験（三重県志摩市～中部国際空港）を行うことを発表しました。
三重県志摩市と中部国際空港間の移動には、地上交通を利用した場合、高速道路を利用しても約2～3時間かかりますが、空を使った移動では約20分と大幅に時間を短縮でき、交通利便性が大きく向上します。
Photo : ANA
今回の実証実験では、観光ビジネスへの「空飛ぶクルマ」の活用を目的に、ヘリコプターで代用し志摩スペイン村 第3駐車場 ～中部国際空港 間における旅客輸送、実際の旅客機を利用した旅客の中部国際空港での乗り継ぎ、地上交通を利用した旅客の志摩スペイン村や中部国際空港での乗り換えを実際に行う事で、ルート飛行における法令や手続きに関する課題の抽出、空港や場外離着陸場における利便性確認に取り組みます。
なお、空港内で旅客便から「空飛ぶクルマ」への乗り継ぎを想定し、実際に搭乗者の乗り換えを通じて課題抽出する取り組みは全国初となります。
実施期間：2021年1月13日、14日 予備日：1月27日、28日
各日1往復（2フライト）：計4フライト
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