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ドイツ空軍、ACJ350-900XWBが政府専用機として運用が可能になった事を発表

ドイツ空軍は、ACJ350-900XWBが政府専用機として2021年1月4日から運用が可能になったことを発表しました。

ドイツ空軍は、A350-900型機のプライベート機となるACJ350-900XWBを昨年8月に初号機を受領し、これまでケルンからキャンベラまで19時間のノンストップ便を運航するなどして飛行訓練を重ねており、2021年1月4日より政府機関の任務フライトの運用が可能になったとしています。



Photo : bundeswehr

同機は、機体トラブルが頻発していた既存のA340の政府専用機の後続機となり、早急に運用を開始する目的で、暫定的な内装仕様となっており、2号機・3号機は完全な政府専用機仕様としてルフトハンザテクニックが改装を手掛ます。
なお機内は、オフィス、ラウンジエリア、会議室、政府関係者の同行者用の客室エリアがあり、133席が設置されているほか、必要に応じて負傷者や病人を輸送することも可能となっています。

また政府専用機として同機を運用するのはドイツ政府が初めてとなり、同国は計3機を導入し、既に2号機はアクセプタンスフライトを昨年12月に終えており、近くデリバリーされるものとみられています。

今後は、同機を補完する形で、A321LRエアバスコーポレートジェットを導入することを発表しており、2021年からの導入を予定しています。

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