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アメリカCDC、全国際線旅客に対し陰性証明書の提出を1月26日から義務付け

現地時間2021年1月12日、アメリカ疾病対策センター(CDC)は、1月26日よりアメリカに渡航する全旅客に対して陰性証明の提出を義務付けことを発表しました。

今回の措置は、新型コロナウイルスの変異種が各国で確認されている事を受け、アメリカ人の健康を守るために行うものとしており、ワクチン接種に取り組む中で、ウイルスの拡散を遅らせるのに役立つとしています。

陰性証明書は、フライト出発前の72時間以内の検査が有効となり、航空会社が有効性を確認する必要があり、所持していない場合は、搭乗を拒否する必要があります。なお引き続き到着後の検査と7日間の自主隔離は継続となります。

今回の入国条件の変更に伴いCDCのRobert R. Redfield 局長は『すべてのリスクを排除できるわけではないが、日頃からの予防措置と組み合わせることで、旅行をより安全なものにできる』とコメントしています。

入国条件に陰性証明書を義務付ける国が増加しており、アメリカが義務付けたことにより今後アメリカに続く国が出てくることが予想されます。Photo:SFO Airport

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