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シンガポール航空の従業員が新型コロナウイルスワクチンの接種を開始 チャンギ空港第4ターミナルは接種会場に

シンガポール航空の従業員が、2021年1月13日より新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したことがわかりました。

対象となるのは、客室乗務員、パイロット、グランドスタッフ、整備スタッフとなり、チャンギ空港第4ターミナルの到着階を接種会場としてワクチンの接種を行います。

シンガポール航空当局は、航空従事者の業務はかなりのリスクに直面するとし、シンガポールが航空ネットワークを維持することが重要であるため、優先して接種するとしています。またワクチンなどの多くの必需品は、空輸でしか配達できないことなどを挙げ、航空従事者が優先されることに理解を求めています。

他国においては、着々とワクチン接種が始まっていますが、日本においては早くとも2月下旬の日程となっており、準備遅れが指摘されても致し方ない状況となっています。
航空業においてワクチンの接種は、ゲームチェンジャーになると考えられていることから、安全確保を前提として迅速なワクチン普及が期待されます。参考記事:CNA Photo : Singapore Airlines

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