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タイ、外国人観光客を対象に観光税(入国手数料)の徴収を開始へ

2021年1月14日、タイの観光政策委員会は、提案されていた観光税(入国手数料)の導入案を承認することを発表しました。

新たに導入されることになる観光税は、タイ王国に入国する外国人が対象となり、金額は300バーツ(約1,000円)となり、このうちの34バーツは外国人旅行者向けの保険に充てられる予定です。

同国のタイ観光・スポーツ省Phipat Ratchakitprakarn大臣によると、収められた税金は、観光事業の発展や、外国人旅行者の保険のために使われるとしており、外国人観光客は、現地で怪我が病気になった際に適切な医療を受けられることになるとしています。なお官報への記載と共に正式に運用がはじまる見込みで、開始時期は年内とみられています。

また徴収方法に関しては、明らかにされていませんが、日本の観光税同様に航空券を購入する際に合わせて支払うのが、一般的となっていることから、この方法が想定されています。

日本は、2019年から国際観光旅客税1,000円を導入しており、今後日本~タイ間においては、数年前に比べ往復で約2,000円の値上がりとなります。参考記事:Bangkok Post Photo : Suvarnabhumi Airport

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