カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、CAPAのオンライン会議において、ビジネス需要はいずれパンデミック以前の水準まで回復すると予測していることを明らかにしました。
新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及などにより、パンデミックの終息後もビジネス需要は以前の水準まで回復しないことの予測が大半ですが、同CEOは違う見解を述べています。
回復の初期段階では需要は低迷することは認めたものの、それは当面の間だけになるとし、同氏の周辺では、テクノロジーを介してではなく、実際に顔合わせた方がより良いビジネスを行えるとの意見を耳にするとし、いずれ新型コロナウイルス以前の需要に回復することを確信しているとしています。
またパンデミック後は、多くの人が旅行することを求めることから運賃が高騰するとの意見については否定し、旅行需要も徐々に回復することからそれは起こらないだろうとの意見を述べています。
日系エアラインをはじめ、多くのエアラインがパンデミック以前のビジネス需要の回復は難しいと判断し、事業構造の改革に着手していますが、数年後世界の人々はどのような生活様式となっているのか興味深いものがあります。
筆者の意見を述べさせて頂くと、やはり人は実際にその場所に行ったり、人会ってこそ、楽しさや喜びを感じられるものだと考えており、その手段としてこれからも飛行機が多くの人の役に立つことを願ってます。参考記事:Airline Ratings Photo : Qatar Airways