大手カーゴエアラインのフェデックスは、エティハド航空よりB777Fを1機購入したことがわかりました。
同機(A6-DDA)は、既にフェデックスに引き渡しが終わっており、2021年後半から運航ラインに投入される予定となっています。なおエティハド航空は今回の売却について、2年前から進めている貨物事業の合理化の一環としており、機齢約10年の同機が売却されたことにより、エティハド航空の計5機の貨物機の平均機齢は、約5.5歳まで低下しました。
今回新たにB777Fを購入したフェデックスは、昨年11月末時点で46機のB777Fを保有しており、2022年に5機、2023年にはさらに2機のB777Fを導入することが発表されています。またB777Fの増機による保有機材の近代化により、DC10-10×5機と3台のDC10-30×3機を退役させる予定です。
現在フェデックスは、旺盛な貨物需要を背景に毎営業日6,500万個以上、13,155トンの貨物を輸送し、保有機数は679機となっています。参考記事:Air Cargo News Photo : Etihad Airways