国土交通省は、東日本旅客鉄道株式会社から申請されていた鉄道事業法第3条に基づく第一種鉄道事業許可申請について、本日(2021年1月20日)付けで許可したことを発表しました。
羽田空港アクセス線(仮称)は、既存の鉄道ネットワークを活用し、羽田空港へのダイレクトアクセスを実現するもので、東京貨物ターミナル~羽田空港新駅間の約5.0kmを約3,000億円かけ整備するものになります。
Photo : 国土交通省
Photo : JR東日本
運行開始は2029年度を予定しており、開通すると乗り換え無しで羽田空港から東京駅まで約18分、新宿まで約23分、新木場まで約20分で結ばれることが想定されいます。また、運航本数は片道で1時間あたり4本、一日72本を予定しています。
羽田空港の鉄道アクセスは、通勤ラッシュ時間帯など混雑が慢性化しており、ストレスの少ない空港アクセス手段だ増える事が期待されます。
※記載した計画概要等については、鉄道事業許可にあたり取りまとめた現時点における内容であり、今後の検討や関係機関との協議等により変更となる可能性があります。