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カナダ政府、検疫を強化 PCR検査後の隔離費用164,000円は自己負担「今は旅行する時ではない」

カナダ政府は、変異種をはじめとした新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために検疫を強化し、カナダに到着する全旅客に対しPCR検査を義務付けるなどの新たな規制を発表しました。

同政府は、自国エアラインのエアカナダ・ウエストジェット・エアトランザット・サンウイングに対しメキシコとカリブ諸国への運航を停止するよう要請したことも明らかにし、同路線は4月末まで停止となります。

またPCR検査の義務付けと共に新たに以下の新対策を行うことを明らかにしています。

◇国際線が到着できる空港を4空港(バンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオール)に限定
◇到着時のPCR検査の義務化
◇検査結果を待つまでの最大3日間のホテル隔離 ※自己負担2,000カナダドル(約164,000円)の見込み
◇厳格化された自宅での隔離

トルドー首相は、現在ワクチン接種プログラムが進行中であることから、今は旅行する時ではないと国民に呼びかけており、自己負担額も、あえて高額とすることで、人の移動を抑制させたい狙いがあるとみられています。Photo : Toronto Pearson International Airport

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