日本貨物航空/NCAのB747-8F機が、ゴーアラウンド時に機体を滑走路に接触させた可能性がり、国土交通省は重大インシデントに認定して調査を開始しました。
当該便は、2021年2月1日に運航されたKZ258便(香港→成田)のB747-8F型(JA13KZ)となり、成田国際空港A滑走路に向けて進入中、気流が乱れていたため着陸をやり直し、午後7時09分に着陸しました。
その後、到着後の機体点検において胴体後方下部に擦過痕が発見されたことから、ゴーアラウンド時に機体を滑走路に接触させた可能性があるとして調査を開始しています。なお2名の運航乗務員に怪我はありませんでした。
このトラブルにおいて国土交通省は、重大インシデントに認定しており、同社は、国土交通省が実施する調査に全面的に協力して参ります。とコメントを発表しています。Photo : Boeing
日本貨物航空/NCA、20年3月期決算で経常赤字155億円となったものの21年3月期通期の経常利益予想は新型コロナによる貨物需要の増加で120億円