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エミレーツ航空、ワクチン輸送を強化 48時間以内に世界中の目的地に輸送

アラブ首長国連邦は、ワクチンの流通を加速するためにエミレーツ航空、ドバイ空港をはじめとする企業からなる、ワクチンロジスティクスアライアンスを立ち上げたことを発表しました。

このアライアンスは、世界保健機関(WHO)の2021年に20億回分の新型コロナウイスルワクチンを発展途上国などに公平に配布する取り組みを支援するために結成され、それぞれの企業が有する輸送能力を連携させ、48時間以内に世界中のどこにでもワクチンを輸送できる体制を整え、ワクチン輸送の一大拠点にするとしています。

またエミレーツスカイカーゴは、ワクチンを含む温度に敏感な医薬品の航空輸送における世界的リーダーであり、医薬品を輸送するのに20年以上の経験があり、安全かつ迅速に輸送する能力があるとしています。

同アライアンスは、必要なワクチンと医薬品を、最も必要なときに世界中の弱い立場にある地域へ輸送することで、ウイルスへの戦いを続けるとし、我々はこのパンデミックを終わらせるために、行動を起こす責任があるとコメントしています。

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