ケニア航空は、保有するB787-8型機の一部を一時的な貨物機仕様に改修したことを発表しました。
同社はこの改修において、ケニア航空当局及びFAAから承認を得ており、近くナイロビ~ニューヨーク路線に投入されることが予想されています。
ケニア航空は、新型コロナウイルスの影響を受け、旅客需要が低下したことから、貨物事業に注力し客室部に荷物を搭載するなどして貨物便を運航していましたが、今回の改修においては客席を取り除き貨物搭載量を増加させています。
Photo : Kenya Airways
この改修方法は、パンデミック以降に多くのエアラインが採用していますが、B787の改修は今回が初めてのケースとみられています。なお現在同社は9機のB787型機を保有していますが、2機を改修する予定としており、現在までに1機の改修が終了しています。