オーストラリアは、今後国境が再開された際に、外国人の入国条件としてワクチンを接種していること、あるいは隔離措置を受け入れることを条件とする見込みであることがわかりました。
これは同国のStuart Robert/スチュアート・ロバート政府サービス大臣が明らかにしたもので、今後オーストラリアを訪れる外国人は、ワクチン接種証明書、あるいは検疫措置として隔離期間が必要なる可能性が高いとしました。
このようなことから、現在の数週間にわたる隔離期間は、観光においては不向きとなることから、事実上ワクチンを接種しなければ観光旅行は難しくなると予想されます。
現在のところオーストラリアでは今月下旬からファイザー社のワクチン接種を開始し、10月までに全国民に接種を終える予定としており、今後ワクチン接種情報をデジタル管理するシステムを構築し、海外旅行以外でも公共サービス等でも利用することを想定しています。
また海外旅行の全面的な再開は、年内も難しいとみられており、今後は二国間でのトラベルバブルのような形での交流再開を模索する形になると考えられます。参考記事:The New Daily Photo : Sydney Airport