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シンガポール航空、発注済みの14機のB787-10をB777X(B777-9)11機に変更決定 現状は123機が地上駐機状態

シンガポール航空は、新型コロナウイルスの影響を機材受領計画を見直し、エアバスとボーイングと受領時期を延期することで合意したと発表しました。

対象となるのは今後5年で導入する機材となるほか、2025年以降の市場変化に対応するため発注している14機のB787-10型機をB777X(B777-9)へ変更し、機材数は11機とする変更も決定したとしています。

今回の発注変更により、2021年2月9日時点においての発注機材は、A320ファミリーが35機、A350-900が15機、B737-8が31機、B787ファミリーが20機、B777-9が31機となります。

また現在シンガポール航空グループは、現在185機の機材で構成されていますが、現状においては64機が稼働し、7機の貨物専用機は全て稼働しています。また24機の旅客機が貨物便に投入されており、123機が地上駐機状態となっていることを明らかにしています。Photo : Singapore Airlines

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