イスラエルのエルアル航空は、利用客と接する全従業員が新型コロナウイルスワクチンの接種を完了したことがわかりました。
エルアル航空によると、客室乗務員、グランドスタッフ、警備員、パイロット、その他のサービス要員を含むすべての関連スタッフにワクチン接種を行った世界初の航空会社になったとしています。
また、同国のイズレール航空は、パイロットの95%がワクチンを接種したことを明らかにしたほか、アルキアイスラエル航空は、従業員の70%がワクチンを接種したとしています。
イスラエルは、世界で最もワクチン接種が進んでいる国となり、ワクチンは日本でも接種することが決まっているファイザーとバイオンテックが共同開発したものを使用しています。イスラエルの感染状況の変化には、世界が注目しており、今後ウイルスが収束に向かうことが期待されています。
世界のエアラインでは、航空従事者を感染リスクが高い職種としてワクチンの優先接種を進めており、運航乗務員への接種はエティハド航空が終えたことを発表していますが、利用客と接する従業員全てに接種を終えたのはエルアル航空が初めてとなります。参考記事:Israel Hayom Photo : EL AL Airlines