FSC 機材 航空ニュース

ルフトハンザドイツ航空のA340-300型機に光 リペイントを実施

一部から早期退役になる可能性が高いと指摘されているルフトハンザドイツ航空のA340-300型機は、当面運用を続ける可能性が高まっています。

新型コロナウイルスの影響により、世界的に多くの4発機が行き場を失い退役が加速していますが、ルフトハンザドイツ航空もそのうちの1社で積極的に4発機の運用を停止しています。既に一部機材は、即時退役とし保有機材数も縮小してり、一部機種は退役の憶測が後を絶たない状況が続いています。

しかしながら航空機塗装会社のIACが、ルフトハンザドイツ航空の一部のA340-300型機を旧塗装から新塗装へリペイントを終えたことを発表したことにより、あえてこの時期にコストをかけてリペイントしたことから、同機は当面運用されるとの見方が強くなっています。

既報の通りA340-600型機は完全に退役とする方針とみられていますが、A340-300型機に関しては、コロナ終息後も当面活躍する姿を見ることができるかもしれません。

ルフトハンザドイツ航空、A340-600型機を退役させる方針

ルフトハンザドイツ航空、現時点でのA380・B747-400型機の退役を回避 A340-600型機の一部の退役を決定

ルフトハンザグループ、発注している大型機材を小型化する交渉をボーイング・エアバスと開始