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新型コロナウイルスワクチンを輸送する2便目が本日成田空港に到着

先週17日から日本でもファイザー社の新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されましたが、本日2月21日にワクチンを輸送する2便目が成田空港に到着します。

運航を担当するのは、第1便同様にANAとなり、NH9648便として午前10時頃に成田空港に到着する予定となっています。なおこの便を担当するのは、B787-9型機のJA891Aとなります。

この輸送においては、ANAのほかにDHLも携わっており、引き続き万全の態勢でベルギーから日本への新型コロナワクチンの輸送・供給を進めるとしています。なおANAは、日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送における国際品質認証であるCEIVファーマ認証を取得しており、医薬品輸送に関わる人員、訓練体制、品質管理、ハンドリングマニュアルを有しています。

ファイザーは、ベルギーのプールスにある施設で同ワクチンを製造しており、今後も同施設から順次日本へ輸送される予定となっています。

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