FSC 事故・トラブル 航空ニュース

ユナイテッド航空のB777-200型機が離陸後にエンジンが大破 エンジンの一部が民家に落下

現地時間2021年2月20日、ユナイテッド航空のデンバー発ホノルル行きUA328便において、離陸後第2エンジンが大破するトラブルが発生しました。

トラブルが発生した機体は、機齢26年のB777-200型機(N772UA)となり、同便には乗員10名、乗客231名が搭乗していました。離陸後上昇していた同機は、13,400フィートに達した際に第2エンジンに異常が発生したとみられており、緊急事態を宣言して、出発地のデンバー空港に緊急着陸しました。

このトラブルにおいては、エンジンから出火後も一定期間炎が確認されている(消火システムが作動しなかった可能性)珍しいケースとなり、現地でも注目を集めています。

またエンジンが大破した際には、飛行下の民家にエンジンカウルなどが落下し直撃していますが、現在のところ怪我人の報告はありません。

ユナイテッド航空、B737MAXの運航を約20ヵ月ぶりに再開

UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)、コックピットシステムがアップグレードされたA300の初号機を受領

フィリピン航空のロサンゼルス発マニラ行きのB777-300ERが第2エンジンから炎を上げ緊急着陸【動画・交信記録あり】